| 伝統と最先端を融合した土づくり |
|
「農法というほど、おおげさなものじゃない。もともと日本に農薬や化学肥料が入ってくる前にやっていた通り。それが今の時代は珍しいから逆に新しく考えたみたいに言われ
ているだけです」ーーそう語る河本榮吉先生は、40 年以上酵素の研究・開発に関わってきた“ 酵素のプロ”。
その河本先生が作る酵素で土壌の微生物を活発にする有機肥料を用い、農作物を栽培するのが「ながいき農法」です。
化学肥料を使って作物を育てた土は、コンクリートのように硬くなります。そこで河本先生は農作物を育てる前に、まず、手間暇かけて作った植物酵素入り肥料で長い時間を
かけて土壌改良を行うことから始めました。
「稲を収穫した後、稲わらや米ぬかなど人間が食べない部分は土に返す…これは昔やっていたこと。農薬や化学肥料が入ってきて、作り手の“ 楽”や“ 便利さ”が優先され、
いつの間にか土を大事にすることが忘れられていったんです」
一度化学肥料でカチカチになった土は、柔らかく地力豊かな土に戻すのに3年以上かかることが多いのです。また、汚染された土でたとえ「無農薬」で栽培しても、農作物
は健康とはいえません。 |
| 本当の農作物の味
|
河本先生は酵素作りはもちろん、農業分野でもブラジルに渡り農業支援を行った経験がある。ブラジルが栽培する農作物「コーヒー」は、商品になる際に大量の「コーヒー
かす」が出る。そこでこれをなんとか活用できないかと依頼された。
「大地にもらった命は、大地に返す。これはコーヒーでも同じです。ポリフェノールが豊富なコーヒーかすは有機肥料の原料にうってつけです」
自分が育てたものを肥料に再利用し、また新たな農作物を育てる…これこそ株式会社CSC-DS が目指す、「持続可能な農法から生まれるおいしさ」の追求です。
「健康に育った農作物は生命力が強く、味も濃厚。えぐみはなく、自然の甘みや酸味が調和してこそ本当の農作物の味なんです」
野菜がカタチによって選別されたり、糖度だけでおいしさを判断する時代に、その農作物が「健康であるかどうか」を第一に、「ながいき農法」の土は、生きているのです。
|
| |